小型特殊自動車

 

 

小型特殊自動車とは日本における自動車の区分の中の一つです。
一般自動車では行わない、特殊な用途のために特化した形状を持つ自動車のことを指して言います。

 
具体的な規定ではまず車体の大きさが、長さが4.70メートル以下、幅が1.70メートル以下、高さは2.00メートル以下として規定されています。
またヘッドガードや安全用のフレームなどがついているような車の場合は、その部分を含めると2.80メートル以下であり、かつ安全に関わる部分を除いた箇所の高さが2.00メートル以下であることと規定されます。
最高速度においては時速15キロメートル以下としての規定がありますが、総排気量に関しては規定はありません。
車検などもなく、また公道を走行する用途に使われず、構内のみの走行を目的とする場合は自賠責保険加入の義務もありません。
この自動車はさらにその用途によって三種類に分類されます。
まず一つ目が、「一イ」と呼ばれる、自走する、農耕用でない特殊自動車です。
これらはショベルローダやフォークリフトなど、工事や運搬目的で使われるものになります。

 
二つ目が「一ロ」と呼ばれる、農耕用の特殊自動車です。
トラクターや刈取脱穀作業車などはこれに分類され、加えて田植機などもこの分類になります。
そして三つ目が「二」の、自走をしない特殊自動車です。
ポールトレーラーがこれにあたり、自走能力を持たないがために、他の自動車に牽引されて扱われる場合がこの分類となります。